【解説】

・テレメータ
雨量・水位等の観測所で自動観測したデータは、無線で事務所などに自動的に送信されます。このように自動的に観測・送信するシステムを「テレメータシステム」といっています。

・土砂災害警戒情報
大雨による土砂災害発生の危険度が高まった時、市町長が避難指示等を発令する際の判断や住民の自主避難の参考となるよう、滋賀県と気象庁が共同で発表する防災情報です。滋賀県では、平成19年6月より運用開始しています。

・氾濫注意水位
水害の発生に備えて、水防法で定める各水防管理団体が出動する目安になる水位です。市町長の避難準備情報等の発令の判断・住民の氾濫に関する情報への注意喚起・水防団の出動の目安です。

・氾濫危険水位
洪水により相当の家屋浸水等の被害を生じる氾濫の恐れがある水位です。

・氾濫発生情報
氾濫が発生した際に、そのことを周知するため国土交通省または都道府県が気象庁と共同して発表するものです。逃げ遅れた住民の方々は、市町らの援助を受けるなどして、すみやかに避難して下さい。

・ハザードマップ
洪水をはじめ、地震、津波、土砂災害などの災害発生が予想される危険区域を示した地図の総称です。

・氾濫注意報
洪水が生じる恐れを広く周知するため、河川の水位が氾濫注意水位に達した場合に、国土交通省または都道府県が気象庁と共同して発表するものです。この注意報は、市町が避難準備情報(要援護者避難情報)を発令する目安となると同時に、水防団が出動する目安となります。この注意報が発令された際には、住民の方々は、氾濫に関するその後の情報に注意してください。

・氾濫警戒情報
洪水が生じる恐れを広く周知するため、河川の水位が避難判断水位に達した場合、または一定時間後に氾濫危険水位に到達することが見込まれる場合に、国土交通省または都道府県が気象庁と共同して発表するものです。この警報は、市町が避難指示等を発令する目安となると同時に、住民の方々が自主避難を開始する目安となります。

・氾濫危険情報
洪水が生じる恐れを広く周知するため、河川の水位が氾濫危険水位に達した場合に、国土交通省または都道府県が気象庁と共同して発表するものです。住民の方々は、この情報が発表された時点では避難が完了しているようにして下さい。

・平常時最高貯水位
ダムの目的の一つである利水目的(水道、かんがい、工業用水など)に使用するために、貯水池に貯めることが出来る最高水位。貯水池の水位は、渇水と洪水の時期以外は常時この水位に保たれます。

・累加雨量
降り始めからの雨量で、土砂災害等は、この累加雨量に大きく影響を受けるので、これらの見極めに有効となります。無降雨が一定期間続くと累加雨量がリセットされ、その後に雨量を検出すると新たな雨(降り始め)とします。観測所毎に累加リセット時間は異なりますが、通常6時間程度となっています。


・土砂災害降雨危険度のメッシュについて
土砂災害降雨危険度の各メッシュの危険度とスネークラインの情報が一致しない場合があります。これは気象庁から受信したデータに以下の仕様があるためです。
(1)土砂災害降雨危険度の各メッシュは、周囲メッシュを含めた最大危険度を表示します。
(2)土砂災害降雨危険度の各メッシュは、過去30分のデータを含め、最も危険度が高いものを表示します。

・気象情報の発表について
大雨警報(土砂災害)等は気象状況等から総合的に判断して発表するため、これらの発表状況と土砂災害降雨危険度の情報は完全には整合しない場合があります。

・Googleアナリティクスの利用
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