山地災害危険地区とは、山地からの崩壊土砂流出、山腹崩壊、地すべり等の山地災害により、人家や公共施設等に被害を与えるおそれがある地区で、林野庁が定める調査要領に基づき判定したものであり、県内に2,300箇所余りあります。
山地災害危険地区は、災害の発生形態等によって、「崩壊土砂流出危険地区」「山腹崩壊危険地区」「地すべり危険地区」の3種類に区分されます。
山腹崩壊等により発生した土砂が土石流となって流出し、人家や公共施設等に被害を与えるおそれがある地区。地形、地質、森林の状況、過去の災害履歴など林野庁が定める調査要領に基づいて判定しています。
山腹崩壊により、人家や公共施設等に被害を与えるおそれがある地区。地形、地質、森林の状況、過去の災害履歴など林野庁が定める調査要領に基づいて判定しています。
地すべりが発生している或いは地すべりの発生するおそれがある区域のうち、地すべりにより、人家や公共施設等に被害を与えるおそれがある地区。地形、地質、森林の状況、過去の災害履歴など林野庁が定める調査要領に基づいて判定しています。
降雨や地震などのときに、山の斜面や川の流れなどをよく観察してみると、多くの場合、山地災害の危険信号と思われる変化が現れます。
次の8つの危険信号に注意してください。
・川がにごった
・川の水位が下がった
・わき水が止まった
・わき水が増えた
・井戸水がにごった
・斜面から石が落ちてきた
・斜面に亀裂が走った
・地鳴りの音が聞こえてきた
危険を感じたら早めに指定された場所へ避難しましょう!
災害が発生したら、すぐ110番か119番へ通報しましょう
災害の危険がある場所には近づかないようにして下さい!
家族や地域ぐるみで山崩れのおそれがある場所や避難場所について十分に話し合うとともに、実際に自分の目で確認しておきましょう。
山地災害危険地区マップの利用にあたっては、次について十分理解されたうえでご利用ください。